2003年1月

探偵団のページのマガジンの次号予告欄にあるとおり、77号の
クローズアップ記事は私が書いた。内容は、多首の創作レポートである。
今さら多首鶴レポなんて新鮮味ないかなと思いつつ、実際書いてみたら、
Web未発表の展開図もあるし、案外読める内容になったと思う。
執筆中は、とにかく内容が薄くならないように具体的にと、そればかり
考えていたのだけれど、そういう考えはあるいは小者の発想といえるかもしれない。
「私の折紙観」とかなんとかいう類の題目で図無しで文字ばっかり5千字埋め尽くして
平然としていられるくらいになってはじめて、本当に大人物たるといえるのであろう。
仮に私が第3者で、S太郎がそんなことやってるのみたら、ハッキリいって
「ハァ?」とか思うけれど。一方で、メタ的認識では、、つまり、「ハァ?」
とか思われても平然としているS太郎の図というのは、かなり格好良い気もする。
いきなりそこまで到達するのは難しいので、次の機会がもしあれば、少しづつ
地を出していこうかとも思う。実際、数千字も文字数がありながらボケも小ボケも
一切なしというのは実に息苦しい。多少馬鹿書いても許される素地をつくるのが
当面の(水面下の)目標だ。



2003年1月

やっとこさおおまかに移転できました。
最近トクトクがなんとかあふぁりえいとと提携とかなんとかで
バナーが増えてしまった。バナーで小遣い稼ぎというのは
いまいち抵抗あったのだけれど、リロード押すたびに内容が違うので
これはこれで楽しいかも。



2002年7月

つかっているおもしろコムというサーバが
緊急メンテナンスとのことで、
ずいぶん長いこと閉鎖していました。
アクセス数の多いサイトなどから
優先して復旧していたそうで、当ホームページ
の格付けがおのずとしれる一件となりました。
さまざまな方面にご迷惑をおかけしましたこと
をお詫び申し上げます。



2002年5月

今月はよく更新してるなあ。
気づいた方も多いと思うけれど、
表紙のカウンタを変更した。服部氏のページ
でつかわれていたやつで、いいなあと思ったので
パクってみた。なんと前日と当日の集計および、
月間、年間の集計のグラフが出る。
(集計結果は、トップの集計結果のところから
入れます。)まだつけたばっかりなので、
あれだけど、これによると、わがS太郎の
創作折紙ページは、だいたい40〜50ヒット/日
のアクセスがあるようだ。リロードにも
反応するので、実際の人数はこれの半分くらい
と思われる。これが多いか少ないかは、その人の
価値観次第だろうけど、自分的にはまあ分相応と
思う。しかし、最近になって、やっぱりアクセス数
は多いほうがいいかなあと思い出した。
それで、検索エンジン対策などを少ししてみた。
具体的には、メタタグのキーワードなどの
記述である。なにしろうちのページときたら、
例えば「goo」で「S太郎、折紙」と入れても、
全然ヒットせずに、うちにリンクして頂いてる
他のサイトばかり上位に現れるのである。
一応登録はしているのだが、全然反映されていない
のである。それで、この際なので、他の検索エンジン
などにも登録をするついでに、あのヤフーにも
登録申請をした。ご存知とは思うけれど、
ヤフーの検索エンジンに登録されるには、
結構厳しい査定があって、内容が水準に
達していなければ審査に通らないのである。
実際のところ、内容が水準に達しているか
どうかといわれれば、すみませんというしかない。
しかし、これで審査に通らないとなると、
なんだか作品が認められなかったようで
非常にイタい。これを読んだヤフーの審査の方、
S太郎の自信喪失をさけるため、できれば、
多少甘い審査でお願いします。


2002年5月

カマキリムシ2創作レポートは 情報コーナーに移転しました。

2002年5月

というわけで、創作レポート第1回だ。
よーし、はりきって折り紙折っちゃうぞ。
ともかく何折るか決めようと考えたところ、
「カマキリ」の簡明に折れるバージョンが
折りたい気分なので、それを折ることにした。
当然のことだが、現段階では納得のいくもの
が完成するかどうか保証はない。ここを定期的に
読んでいるような人は数限られるだろうけど、
作品が完成しなくても当方一切責任もちません。
見切り発車でございます。

さて、前作のカマキリは、

「鎌のトゲと触角を表現する」

という条件を実現するため、お世辞にも簡明
とは言い難い出来だったので、今回は、
「触角」だけは表現する方針でいくことにする。
前作で一番気にいってる部分が触角なので、
ここは是非生かしたいところなのだ。
前作の創作前にもここで書いたことだけど、
カマキリは、普通に考えれば腹割れで折るべき
昆虫だろうと思う。しかし、頭部のカドは
正面にもってこなくてはならない。
そこで、今回は、前川氏の悪魔の尻尾を後ろに
まわすような技法で折ろうと考えた。
ということは、紙のカドを頭部に使うことに
なる。(前作は辺からの折り出しのため、
紙の裏が表にでてしまう構造だった)
そこで、その線でまず配置を考えてみる。

とりあえずこうかいてみる。これの洗練は
簡単だ。しかし、実際折ってみたら、
重要なことを忘れていたことに気づいた。
それは、カドを反対側にまわすためには、
鶴の基本形のように、中央に使われない
カドが一つ必要だったのだ。なので、
次に鶴の基本形の上半分から折れないか
考えてみる。

図をかくとこういうことだが、ようはカドが
上手く割れの面にまわりこますことができて、
造形がうまくいけばいいので、鶴の部分だけ
で試し折りを試みる。それで、半時間ほど
鶴をいじって、以下のようなものを折った。

前作に良く似ているけれど、折り方はかなり違う。
(鶴から折ってる時点で違うし)
簡明に折れるのでまあまあいい出来と思う。

今回ここまで。


2002年5月

このコーナーは、「創作日記」である。
ところが、読み返してみると、まず「日記」
という語に嘘があるし、その上よくよく考える
に、「創作」に関係するような内容もほとんど
みられない。あるのは、いかにも折り紙に関係
あるようにみせかけた駄文である。
しかし、不精の私に連日の更新はもとより無理
である。そこで、ここはせめて、創作に関係する
内容をもっとふやそうかと考えた。
ぶっちゃけていうと、作品を創作する途中過程
をレポートしようというものである。
というのも、先日目黒氏のページで、
「ナマケモノ」の創作をやった際、途中過程を
逐一報告してたら、結構楽しかったというか、
ネタにこまらないというか、まあ、読まされる
ほうはどう思うか知らないけれど、それは私の
知ったことじゃないので、ともかくやってみよう
と思う。


2002年5月

チョウを折る紙を買いに「シモジマ」という
包装関連品専門店へ行ってきた。
ここは、ラッピングペーパーの品揃えが豊富で
お勧めだ。場所は、心斎橋筋商店街?を吊り看板を
見ながらビャ−と行ったら、赤い看板でシュッ
とみつかります。(関西風説明)もとい、
正確な住所は、大阪市中央区南久宝寺町3-3-8です。
(関東風説明)訪ねるのに気をつけるべきは、
まず住所。「久宝寺町」の隣は、「久太郎町」
であるので、とても紛らわしい。ちうか、
久太郎って誰?もう一つは、店内。
エスカレーターは2階までだけれど、本格的な
ラッピングペーパー売り場は実は3階にある。
階段を上がると、そこが紙国なのである。

しかし、ここで買った紙は結局、チョウを
折るのには使わなかった。作例は、いつもの
バナナブランドである。なにしに心斎橋まで
行ったんだ俺。


2002年1月

このホームページをはじめて、ちょうど1年になる。
であるから、なにか日記をかかなくてはならない。
別に、ただ数字のことだから、とりたててやいやい
言うほどのこともないのだけれど、ホームページを
作っている人というのは、切りのよい数字などには
こだわることが多いから、私もそうしておかなければ
と思う。

一周年をネタに日記を書くからには、一年を振り返って
感慨に耽らなければならない。
けれど、振り返って、どのようなことがあったか
ということは、あまり思い出せない。
ただ、Webを通じて、結構いろいろな方と親交が
もてたように思う。知り合った方達は、すべからく
品のある紳士であり、折り紙以外にも様々に趣味を
深めた人ばかりであった。もしや、折り紙をする人に
悪人はいないのかもしれない。悪人は利益を得ることや、
自分の地位を高めることに腐心するものだけれど、
折り紙をやっていてもそれが得られることはほとんど
ないからとだと思う。
あるいは、折り紙に関連して有名になり、社会的地位を
高めることはできるかもしれない。
私も、そのようなことを考えないでもないけれど、
そのためにはもう少し見栄えのする名前に改名する
必要がある。
”S太郎”では、あまりに名前に威厳がないからだ。
それから、もっと普段からイカメシイ文体で
文章など書かなくてはならないだろう。
そういうことには、なにしろハッタリが重要だ。
”スミコ・マイ・スゥイート・ラブ”とかやってる
ようでは、失墜は免れない。
さらに、折る作品にももっと威厳が必要だろう。
偉そうにみせても、作品がヘボかったら認めて
もらえない。”謎の生物ウガンチョ”とかは、
当然、封印されし過去の遺物となる。
考えるほどに、名声を高めるというのは大変そうだ。
そのうえ、全然楽しくなさそうだ。
つきつめて本年の目標を定めるに、

”現状維持”

とにかくこれにつきる。



2001年11月

最近私は、学校帰りに必ず

「100円ショップダイソー」

を訪れ、そこにあるお客様カード
(無料で出せるアンケートハガキ。
ダイソーチェーンの本部に届く)
に、

「24cmサイズの折り紙を置いて
下さい。現代の折り紙は複雑化が
進み、17cmでは小さいのです」

だとか、

「24cmサイズの折り紙を置いて
下さい。折り紙ファンはより大きな
折り紙を買い求めます。実際、15cm
より17cmの方が売れているはずです。」

というような自分本位な内容を書き込み、
執拗に投書している。

この日(月)記を読んでる方がどれほど
いるか知らないけれど、もし、これを
読んだ方で、この意見に共感して
いただける方は、私と一緒にハガキを
出しつづけませんか?。

私は、とうぶんのあいだ、このことを
日課にしようと考えています。



2001年10月

近所の100円ショップのスナックコーナー
から、亀田のハッピーターンが消えた。

ダ*ソー***店、断固糾弾すべし。



2001年10月

ややくどい感もあるが、とにかくS太郎は
貧乏である。いや、貧乏というと、やや
御幣があるかもしれない、正確に言うと、
家はそれほど貧乏ではないが、S太郎個人は
小遣い不足で常に窮乏している。といった
ところか。

普段から、たかだか折紙の用紙を買う
のに、昼飯代を浮かした金を使うと
いった按配で、切り詰めた状況下で折紙を
折っているのである。

先日も、学校帰りに、あんまりお腹がへって
ヒモジイので、100円ショップで亀田の
ハッピーターンを買ったら、財布の中の残金
が150円を切り、自転車を駐輪場から
出せないという、非常に切迫した状況に
を経験した。それで、すぐに近くの銀行に
駆け込み、貯金を下ろそうとおもったの
だが、残金はなんと27円。あと1円
少なければ、26(ツル)であるが、
しゃれにならないというのは、たぶん
こういうときにこそ使う言葉だろうと思う。

結局、財布の中にあった1円やら5円やら
をかき集めて、近くの駅で10円玉に両替
してもらい、急場をしのいだ。
もし歩いて帰宅ということになった
なら、ハッピーターンで摂取したカロリー
は、結局100%以上消費されてしまった
ことだろうと思う。



2001年9月

今、某サイトで戦争やってます。
ハッキリ言って、こんなとこ更新してる
余裕なんかありません。
しばらくここは覗きにこないで下さい。

要するにですね。ボクがいいたいのは、

「世界の要人は戦争なんか今すぐやめて、

鶴を折れ!



ってことなんです。
なんかちょっと間違ってるかもしれない
けど。おおむねそういうことです。




2001年9月

京都のとある文具屋で、ホイル紙を発見。
A3位の大きさで、一枚40円だった。
これからは、スーパーコンプレックスも
(折ろうと思えば)折れるようになった。


2001年9月

古本市で図鑑を5冊まとめて買った。
内容は、動物、水の生物、魚、世界の甲虫、
鳥の5種類。一冊300円で、合計、
1575円だった。五冊も買うんだから、
消費税くらいマケろと言いたかったが、
結局言わなかった。

子供の時分は妖怪図鑑や仮面ライダーの
怪人図鑑ばかりみていたので、実在する
生物の図鑑はとても新鮮だった。
とくに、「世界の甲虫(学研)」には、
ほとんどウルトラ怪獣にしかみえない
ようなムシがたくさん載っていて、ページを
めくる度、驚きの連続だった。


2001年9月

私は関西在住なのだが、とにかく、
折紙向きの紙が手に入らなくて難渋
している。普段は、ビブレという
デパートのラッピングペーパーを
よく買うのだが、最近ちょっと
マンネリ気味だ。竹尾ショップにも
行ってみたが、ばら売りできる紙で、
最も薄い紙が45kg表裏同色なので、
インサイドアウトを含むコンプレックス
作品にはむかない。


2001年9月

テレビを観ていたら、桃谷好英さんが
出演されていた。多分、関西ローカルの
番組だと思う。司会のつきていはっぽうさ
んが作品をみて、しきりに、

「ただの折紙少年ではこれはできへんわ」

と言っていたのがとても印象的だった。
無論、そのことに異存はないけれど、
最近は、ただの折紙少年だって馬鹿に
できないぞ、などとも考えた。


2001年8月

新作ペガサス(その2)とユニコーンが
完成した。どちらも、分かりやすい
手順で折れるので、折っていて楽しい。
コンプレックスで理想の形状を追求したり
新しいアイデアを試したりするのも、
もちろん重要だけれど、そればかりだと
作品がなかなか完成しないので、こういう
簡単に折れるような作品も交互に折って
いきたいと思う。


2001年8月

汗牛充棟という言葉があるが、
私なども、古本が好きで、例えば昼食を
抜いて浮かせた500円で、20円や
30円の均一文庫本を買えるだけ買う
といった、ものすごくアホな買い方を
頻繁にするため、部屋の3面の本棚は
いつも一杯である。ところが、折紙を
折るための資料としては、私の蔵書は
ほとんど無用の長物だったりする。
折紙に役立つ本というと、第一には
図鑑の類である。ところが、私が所有
する本のなかで、図鑑と名のつくものは
昆虫図鑑以外だと、

学研、電気の図鑑
スーパーロボット大鑑
全国駅弁全線全駅(駅弁図鑑)

の3冊だけである。
前の2つはまだしも、最後のは全然
資料として機能しない。
最近昆虫ばかり折っているのは、特に
昆虫折紙に傾倒しているとかいうわけ
ではなく、他に資料がないからなのである。

2001年8月

新作ショウリョウバッタをアップした。
触覚、胴と腹の節などを表現したところが
ウリではあるのだが、このモチーフに
関しては、いずれ、もっと簡単に折れて、
触覚や腹が省略されているタイプも折って
みたいと思う。


2001年8月

先日テレビを観ていたら、

「自分の家(床屋)をお城に改造した人」

というのをやっていた。
普通に営業している床屋さんなのだが、
屋上にミニチュアの天守閣がついていて、
壁には石垣があり、外観はお城そのもの。
内装も凝っていて、床の間には手製の
屏風やら調度品があり、みていてとても
感心した。とりわけ、「黄金の茶室」
なる部屋が秀逸で、これは壁や天井一面に、
金色の折紙(単一色セットで金色のみを
たくさん購入する)を隙間なく並べて
貼り付けたもので、そのまばゆいばかりの
輝きは、まさに豪華絢爛、この世の贅を
尽くした、といった感じであった。

実際のところ、私なども、金色の折紙が
きらきらと光るのに、うっとりと見とれて
しまうことがしばしばある。
特に、金色が好きとか、光り物が好きという
ことはないのだが、金色の折紙は、たとえば
対角線に折り線をつけて、半開折りのように
立体的にすると、面によって反射光に
強弱がついて、とても美しいものだ。

私も将来、自分の自由になる家が手に入ったら、
黄金の茶室を作ってみたいと思う。
金の折紙を壁中に貼り付ける行為を
想像しただけで、なんだか楽しくなって
しまうのは、きっとわたしだけではあるまい。


2001年8月

夏休みを利用して、このページを
多少なりとも発展させたいと思って
いる。
そのための1つの案として、

「お絵かき掲示板を使った、折紙の
相談および、談話場所」

というのを考えている。
そんなもん作っても人がこねーだろ。
という、至極もっともなツッコミは
あるだろうが、この案に関しては、
断行したいと思っている。

ゆくゆくはこのコーナーで、複数人の人
が創作に関与する合作のような
こともやってみたいものだ。


2001年8月

最近、なんとなくいつもよりカウンタが
まわってる気がしたので、そのことを
掲示板で話題にしたら、よく来てくれる
A2さんという方に、

「人気サイトになりつつあるんじゃ
ないですか」

といわれた。
しかし、正直、まさかそんなハズは
ないだろうと思う。(”サイト”扱い
されるだけでなんだかこっぱずかしい)
このページ自体、結構、手を抜いて
ゆるい感じでやっているものだし、
第一、ほとんど作品をみせるだけの
ページなので、リピーターを確保する
要因がない。

本人の実感としては、

「知り合いの人が頻繁にきてくれるので、
そこそこカウンタもまわるのだろう」

と解釈している。しかし、もし、
全然知り合いでもないのに、頻繁に
チェックしにきてくれる人がいるなら、
是非一声かけてもらいたいものだとおもう。


2001年8月

今回のカマキリムシは、某サイトで、
創作宣言を出してから創作したものだ。
少し前までの自分であれば、とりかかって
もいない作品を折りますとは、口が
さけても言えなかった(完成しないおそれ
がある)のだが、ある程度、考えた形状を
折りだすということに自信がついてきた
ので、今回のような運びとなった。
まったく考えもしない形状を折りだすのは
大得意なのだが…。


2001年8月

今日は、

8月2日。

前回作品をアップしたのは、

3月。

約半年間、全然更新してなかったようだ。
ゆるいなあ、俺。
しかし、まったく更新してなくても、
カウンタというのはまわるものらしい。
だいたい、このコーナーだって、日記とか
いいつつ、月一回も更新あればいいほうだし、
これじゃ、月記だな。


2001年6月

とりあえず、カマキリムシの設計について、
少し考えてみる。

まず、このムシは、ほとんど単一色とみなせる
ので、今回はインサイドアウトは考えなくて
いい。これはつまり、ある決まったカドを
用紙周辺に配置しなければならないという
ような制限が無いということだ。
そのうえ、表裏同色紙の使用を許せば、
紙の裏表自体にこだわらずに折れるという
ことでもある。

しかし、だからといって、このムシの設計が
容易ということはなく、困難な点も多くある。

一つは、足や胴が、非常に細いという
ことだ。しかし、これは、できるだけ展開図の
構造を簡単にして、薄い紙で折れば、
解決できない問題ではない。

また、他の問題点として、例えば、花弁折り
のような構造で頭部を折ることを考えた場合、
真中の小さいカドを頭、二つの長いカドが
触覚に見立てられるわけだが、この場合、
いわゆる紙の「割れ」が、背中側に出ることに
なる。

これは、結構致命的な問題で、割れが背中に
くると、鎌や足などの其の他のカドも、
すべて背中から生えることになってしまう。
したがって、この点を改善する折り構造を
どうするかが、一つの大きなポイントだ。

また、カマキリの他の昆虫と大きく異なる
点として、中足と後ろ足にくらべて、
前足(鎌)の出る位置がずいぶん離れている
ことがある。そのうえ、当然ではあるが、
触覚がそれらの足からまた離れたところ
から出ている。

足が出る位置が離れているということは、
単純な鶴の基本形などでは、カドの折り出し
位置の正確な再現は難しいということだ。

以上のようなことから、カマキリは結構
難しい部類のテーマに入るのではないかと思う。

やっぱ「ナナフシ」って言っとけば
よかったかなあ。


2001年6月

某サイトで、

「夏休みは創作をやる」

と口走ってしまった。

さらに、

「昆虫の次回作として、カマキリを折る」

と宣言してしまった。

そのうえ、

「とりあえず、鎌のトゲと触覚は再現したい」

とまで豪語してしまった。

せめて、

「ナナフシ」

くらいにしておけば、無難だったかもなあ。


2001年3月

新作トンボをアップした。
羽根つきははじめてだったので、
かなり苦心した。
はじめ、異常に複雑な展開図で
設計していたのだが、破綻し、
今回の形に落ち着いた。
足を用紙中央部に多く配置して、
頭や尾を用紙周辺にすれば、
もう少し効率はあがるので、
その展開図も考えたのだが、
それだと折り上がりが満足にいかない。


2001年3月

ページ開設から3ヶ月目にしてやっとカウンタがついた。
(ゆるいかんじだなあ)
ぜんぜんまわってなかったらどうしよう。
自分で踏むか(笑)

2001年3月

折紙創作家の小松英夫さんに、拙作「クワガタムシ」
の基本線のつけかたを教えて頂いた。
(それまで漸近法で折っていた)
小松さんに許可が頂けたら、このページで紹介したいと思う。

2001年3月

目黒さんのページに拙作クワガタムシを載せてもらった。
なんでも、

折紙界一値門有胴網ブタ科ブタ亜科カミキリムシ属

に分類されるそうだ。
……ふっ、知ってたさ。そういう分類だってことは(大嘘)。

2001年2月

目黒俊幸さんのページの分類コーナーに、
拙作のクワガタムシを載せて頂けることになった。
とても嬉しい。

どうせ、春休みは、他にやる事も無いし、
金も無いし、折り紙を折りまくろうと思う。

2001年2月

新作クワガタムシをアップした。
今、3作同時に設計してたりする。
こう書くといかにもバリバリやってそうだが、
なんのことはない、途中で行き詰まって
他に逃げてるだけだ。
どうも、ある作品を設計してる最中に、
他の作品の発想が浮かんでしまったりして、、
難儀である。
ともかく、今手がけてるやつを完成させるのが
先決だ。
たぶん、次の作品は、ロボットか羽根付き昆虫になるだろうと思う。

2001年1月

このホームページををつくるため、
複雑な作品に挑戦する必要がでてきて
痛感したのは、やはり、紙の厚みは
馬鹿にできないということだ。
かなり薄い紙でも、8枚も重ねたらもう
折りにくい。
8枚といったら、3回半分に折った枚数だ。
ガリレオ・ガリレイは、

「適当な支点と力点さえ与えられたら、
地球さえテコで動かしてみせる」

と言ったそうだが、私は、

「厚みがゼロで無限に折り重ねられる
紙さえ与えられたら、ムカデだろうが
ゲジゲジだろうが折ってみせる」

と言いたい。

2001年1月

折紙を折っていると、指先の感覚が鋭敏になるような
気がする。たとえば、同じ会社の折紙でも、色によって
厚みが違うというようなことに気づくようになる。
断言はできないが、どうも、濃い色の紙ほど厚いようだ。
ネジマイクロメーターで測ったらおもしろい
結果がでるかも。

2001年1月

ペガサスを折った紙は、とても折りやすかった。
薄いわりにしっとりとして、折り線もつけやすく、
返し折りも楽にきまる、すばらしい紙だ。
でも、一枚500円(泣)。
500円あったら、学食でカレーライスとラーメン
がいっぺんに食べられる。
普段から、ここまでよい紙とはいかなくとも、
せめて、手が真っ黒にならない紙で創作がしたい
ものだ。(新聞広告で折紙をおっているS太郎)。

2001年1月

300円の紙で折ってたら、2回失敗した。
300かけることの2で、600円の損失だ。
たかが紙、されど紙。

2001年1月

とりあえず、仮アップできた。しかし、
更新は未定だ。
本気なんだか手抜きなんだか、自分でも、
よくわからない。