スペースの取得


今回は、ホームページをアップするための
スペースの取得について書きます。

普通、個人でホームページを作成する場合、
そのデータの置き場所として、

1、契約しているサーバの提供する
スペースを使う。
2、ネット上にある、フリー(無料)
のスペースを借りる。

の2つが一般的です。

1の場合は、そのサーバの解説にしたがって
いただくとして、ここでは、2の場合を
想定して、話を進めます。


ところで、なぜ無料でスペ−スが提供され
ているかが疑問な方がいるかもしれません。
実は、このサイトも、無料スペースを利用
してつくっているのですが、必ず、ページの
下部か上部に広告がついていますね。
これは、私が契約して広告を載せているわけ
ではなく、ページを作成すると、自動的に
付随されるものです。サーバの運営者は、
スペースを無料で提供するかわりに、
この広告の広告料で利益を得るわけです。

また、スペースを借りる際に、住所氏名、
電話番号などの個人情報の提示を求めら
れます。これも、サーバにとって有益な
ものかもしれません。
これについて、できるだけ自分の個人情報
を知らせたくないと考えるひとも多いと
思います。その場合は、1の方法でホーム
ページをつくりましょう。ただ、ウェブページ
を利用して、犯罪を行うことや、サーバに
危害を加えることも可能であることを
考えると、これくらいの個人情報の提示は、
当然であるかもしれません。

それでは、本題に入ります。
まずは、どこに借りるかを決める作業
です。ぶっちゃけていってしまえば、
どこでも好きなところを借りればよい、
ということですが、それでは、ガイドと
しての役割をはたしませんので、
選ぶ際の具体的な方法と、選ぶ基準に
ついて、多少の解説を行います。

始めに、あなたの好きな検索エンジンの
キーワード検索で、

「無料、ホームページ」

と2語、スペースで区切って入力して、
検索にかけてみてください。
検索エンジンはなんでもかまいませんが、
2001年5月現在の時点で、断然の
お勧めは、

「Google(グーグル)」

です。この検索エンジンは、動作が他の
検索エンジンにくらべて非常に速く、
しかも、与えられる情報もかなりのものです。
詳しいことはわかりませんが、キャッシュ
というページ情報のバックアップを利用して
いるので、このスピードが実現できるよう
です。


さて、実際に検索してみると、
実に様々な場所で、そのようなサービス
が行われていることが分かるでしょう。
あまりにたくさんあって、一つ一つ検討
するのは大変ですね。
そこで、キーワードに、

「リンク」

をつけたして見ましょう。
フリースペースを提供する場所を集めた
リンク集がきっとみつかるはずです。
多くの場合、多少の寸評くらいは
あるでしょうから、それを基準に選ぶのが
簡単です。しかし、評価や寸評を読んでも、
どれが自分にあっているか、わからない
かもしれません。そこで、次に、それらの
判断基準について、書いてみます。

1、容量

スペースがどのくらいのデータを収容できる
かの上限です。20MB(メガバイト)まで
OKとか、そのように書いてあると思います。

実際、前回までのページでつくったページ
だと、文書自体が1KB(キロバイト)か
2KBくらいで、画像が40KBくらいです。
1MBは約1000KBですので、
1作品に100KB使うとしても、20MB
を埋めるためには、作品を最低、200個
創作する必要があります。
それをかんがえると、容量は、10MBも
あれば十分だと思われます。できるだけ
容量が大きいところを借りたくなるかも
しれませんが、それ以外の条件に目を向けた
方が、得策です。

2、CGI、SSI、OK?

掲示板やカウンターの設置を自分で行う場合、
CGIやら、SSIといった仕組みを
使います。これができるか否か?
ということです。
いずれは自分でオリジナルの掲示板や
カウンタを設置したいひとは、CGIがOK
のところを選ぶとよいでしょう。
ただ、CGI不可だからといって、
掲示板やカウンタが設置できないわけでは
ありません。これもどこかからレンタル
できますし、実際は、そのほうが簡単で、
管理も楽です。ちなみに、当ホームページでは
掲示板やカウンタは、CGIを用いて設置
しています。


3商用利用OK?

商用利用とは何ぞやと申しますと、
例えば、そのサイトで、物品やデータ等の
販売行ったり、広告料がもらえる広告を
自分で貼り付けたり、あるいは、アクセス
に制限をつけて、課金したりといった利用
の仕方です。いずれは折り図でも売ろうと
考えている方は、商用利用OKのサーバを
選ぶ必要があります。純粋に作品を発表でき
されすればいいとゆう人は、この項目は
関係ありません。

主には以上の3点が判断材料ですが、
サーバによって細かい規定などが違います
ので、次にそれらを解説します。


4、リンクが充実しているか。

スペースを提供しているサーバによっては、
そのサーバに作られたサイト同士のリンク
が、非常に強いところがあります。
リンクが充実していると、その付近にいる
人が、たくさんあなたのページに訪れる
ことになります。
たとえば、それぞれサイトに、そのサーバの
他のページにリンクされる仕組みがついてい
て、次々とページを移ってみていくことが
できたりします。

例として、

Gaiax

などがあります。ここなどは、横のつながり
が非常につよく、あとで述べるデータの
アップ方法や、HTMLの知識がほとんど
なくても、ホームページがつくれるような
仕組みのソフトが提供されていますので、
手っ取り早くページを作りたい人はお勧め
かもしれません。(私自身は、Gaiaxで
ページをつくったことがない)


5、更新の義務

これは結構多くのサイトでみられる条件です。
(ないところももちろんある) たとえば、

「3ヶ月以上更新がないサイトは削除される」

といった条件です。私がやっている、とある
別のホームページのサーバでは、1ヶ月更新
がないと、強制削除されてしまいます。
この条件は、不精には結構大変な条件なので、
必ずチェックしましょう。


6、アップの方法

データのアップの方法は、普通、次の
章で解説する、「FTP」というソフト
を用います。しかし、サーバによっては、
備え付けのCGIなどによって、もっと
簡単に更新ができることがあります。


7、広告はポップアップか、埋め込みか?

無料で借りるかわりに広告がつくわけですが、
その広告の表示の大きさや、形式は、
サーバによって違います。たとえば、
ポップアップといって、ページを開いたと
同時に、別窓で、小さな広告が開かれる形式
や、ページ自体の下部や上部に埋め込まれる
方式などがあります。

これを確認するには、そのサーバ上でつく
られているページを実際に見てみるの
よいでしょう。



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